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ぎっくり腰はなぜ起こる?そのメカニズムと改善策について考察!

ぎっくり腰で悩む男性
※画像はAIで生成しております。

こんにちは。佐々木長生整体院の佐々木です。今回はとても多いご相談のひとつ、ぎっくり腰についてお話しをしてみたいと思います。今朝ほどもぎっくり腰の方がご相談にいらっしゃいましたが、このぎっくり腰、とにかく物理的にただただ「痛い」、そんな症状になります。実はこのぎっくり腰は、そのメカニズムを紐解いていくことで改善策や予防法が顕著に見えてくる症状でもありますので、現在進行形でぎっくり腰になっていますという方も、今後ぎっくり腰を起こしたくないという方もぜひご覧いただければと思います。



そもそもぎっくり腰ってなに?


通称:ぎっくり腰は西洋では「魔女の一撃」と表現されている症状で、「急性腰痛症」という症状に分類されます。この急性腰痛症は「急に腰に痛みが起こる」ということを意味しており、実際には痛めるようなことをした記憶もなければ、重量物を持ち上げたなどの事実もない為に、なぜ痛みが出てきたのかわからないまま時が過ぎていくのを待つしかないというイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。


しかし実はこのぎっくり腰には意外な原因が存在しているんです。それは何かというと、脚なんです。「えっ!?なんで腰に痛みが出ているのに脚!?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その辺を次の項で紐解いていきたいと思います。



ぎっくり腰はなぜ起こる?実は脚から起こる!


ぎっくり腰はなぜ起こる?というご質問をいただきますが実は「脚」から起こるんですというと、「おいおい、こっちは腰に痛みがあるって言ってるのに、脚ってどういうことなんだ?関係ないだろう?」と思われる方もいると思いますが、実は腰と脚とはかなり密接に関係しており、脚の筋肉の状態によっては腰に悪さをしてしまう場合があります。しかも大腿部(太もも)、臀部(お尻)は、人間の体の中で筋肉量が第一位、第二位なんですね。


例えば皆さんに考えていただきたいのですが、人間の体の筋肉量の多い部位と少ない部位とが引っ張り合いをした時、どちらが強いかわかりますか?これは別に皆さんをバカにしようと思っているわけではありません。おそらくどなたでもおわかりかと思いますが、筋肉量の強い方が強いに決まっていますよね。


これは筋肉だけでなく、同じ素材であれば太く束ねた繊維と、細く束ねた繊維とで引っ張り合いをしても同じです。何を言いたいのかというと、例えば筋肉量が第一位の大腿部と、筋肉量第二位の臀部の筋肉の柔軟性がなくなって固まってしまった時、お尻や太ももの後ろを伸ばすような姿勢をしたとします。この時、お尻、太もも後面の筋肉が伸びれない場合、臀部や太ももの上下の筋肉をお尻、太もも方向へ引っ張ってしまうように力が働きます。


この時腰の筋肉はお尻や太もも方向ですので腰よりもした方向へ、膝から下の筋肉は上方向へと引っ張られる力がかかってしまいます。この時に、急激に腰を引っ張られる力が加わり、腰の筋肉を引っ張った際に靭帯や骨の間にある椎間板という部分などを痛めてしまい炎症が起こります。これがぎっくり腰のメカニズムです。



日常生活の中にあるお尻や太もも後面を伸ばす姿勢


実はこのお尻の筋肉や太ももの後面の筋肉を急に伸ばしてしまうような姿勢は、私の日常生活の中の何気ない動作にたくさん潜んでいます。実際に当院に来られる方々に「いつ、何をしている時に起こったのか?」と聞くと、下に落とした物を拾おうとした時、歯磨きをしてうがいをしている時、呼ばれて振り返った時、イスから立ちあがろうとした時など、様々なご意見を聞くことができますが、これら全ての動作に言える共通点は、ほぼ太ももの筋肉が動いていないもしくは、同じ姿勢を長時間行なっていた為に、筋肉が固まってしまったことで、筋肉の急激な動作ができない状況ということが考えられます。


例えば下に落ちた物を拾う時、軽い物であればわざわざ膝を曲げて拾おうとせず、上半身だけお辞儀をするような格好で拾う方が多いのではないでしょうか。また、歯磨き後のうがいも同様で、口に含んだ水を吐きざす際にもお辞儀のような姿勢を行います。さらに呼ばれて振り返る、座っている姿勢から立ち上がる時は、長時間同じ姿勢を続けていたことで、お尻、太ももの筋肉と背中の筋肉の柔軟性が損なわれてしまい、その柔軟性がなくなった筋肉を急に別な動作をさせようとしてしまい他の部位に影響を及ぼしてしまったということになります。


事実、臀部と太もものストレッチを入念にやっていただき、様子を見ていると大体2日目の午後や夕方前後、もしくは3日目くらいに急に痛みが消えていくのがわかることがあります。逆に安静にしていましたという方や毎日治療に通うように言われたので2週間通って電気をかけてもらったり、腰をボキボキやってもらったりしていましたという方などは回復までに時間がかかっている傾向にありました。実際に2週間接骨院に通われた女性でしたが、結局2週間後に症状が改善しておらず、当院をご紹介されていらっしゃいましたが、そもそも2週間治療に通って治らないのなら、2週間安静にしていた方がまだ良かったのではないかと思いました。



実際に現在ぎっくり腰を起こしている方へ


現在このブログを読んでいる方で「今起こっているんだよ。」という方は、安静にするのではなく、日常生活の中でできる動作は進んで行うようにして下さい。また、以前の考え方ではお風呂はダメと言われていた時代もありましたが、お風呂でよく体を温めて血行を良くして下さい。あとは寝る前で構いませんし、もし余裕があるのであれば日中でも構いませんので、1日の中で何回もお尻と太もものストレッチをきつめに行なってみて下さい。この時、伸ばしたまま必ず30秒以上行うように心がけましょう。


現在はぎっくり腰にはなっていないけど、年に何度かやってしまうんだよねという方もこのお尻と太ももの後ろのストレッチを日々行うことで予防につながりますので、その時だけやっておけば良いということではなく、毎日少しずつで良いので続ける習慣を身につけましょう。



ぎっくり腰はクセになる?


最後に、ぎっくり腰はクセになるのかというご質問をよくいただきますが、ぎっくり腰自体がクセになるということはあり得ないことだと思います。ぎっくり腰は本来、筋肉の状況が引き金となって起こる症状ですので、靭帯などとは異なり、それ自体がクセになるのではなく、同じような生活環境に身を置いていることが多かったり、筋力の低下などによってあくまでも「前よりも起こりやすい状況」となることがクセになっているかのように何度も起こしてしまうという状態になります。また人間の筋肉は血管の塊と言われるほど毛細血管が密集しており、気温の寒暖差や気圧の差によって日々血流が大きく変化しており、その血流変化の度合いが大きくなることも筋肉の柔軟性を失わせてしまう要因のひとつになりますので、その辺も大きく関与していると言えます。まずは日々のストレッチを欠かさないことと、入浴などで体をよく温めることが重要となります。

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