お子様の腹痛に関してご相談をいただきました。
- 八幡平クリエイティブ・ラボ

- 4月19日
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こんにちは。佐々木長生整体院の佐々木です。今回いただきましたご相談の内容についてお話しをさせていただきたいと思います。今回の内容は意外と珍しい内容となっていますが、実は時々、小さなお子様をお持ちのお母様から、お子様がお腹の痛みを訴えることがあり、病院での検査では異常が見つからないということで、何か考えられる原因があるんでしょうかというものでした。年間数回程度同様のご質問がありますが、今回はこの辺を詳しく考えてみたいと思います。
お子様の腹痛の原因として考えられること
まずはお子様の腹痛の原因として考えられることを一通り挙げてみたいと思います。ただしここでは具体的な病名などは控えさせていただきますのでご理解下さい。
①小腸・大腸の不調
②胃腸の不調
③お腹の筋肉の痙攣や筋肉痛
④便秘や下痢
⑤泌尿器や生殖器の不調
⑥心因性の要因に関わるもの
というような感じではないでしょうか。この他にも細かく見ていけばまだまだ原因として挙げられる部分はあると思いますが、④、⑥以外はほぼ全て病院での検査で発見できる可能性が高いと考えることができます。逆を考えた時に④、⑥は病院での検査では発見されないことが多いと言い換えることができます。
対象が小さなお子様だったということ
ここで考えなければならないのが、今回ご相談をいただいた対象が小さなお子様だったということです。もちろん大人の方には起こらないということではありませんが、圧倒的に小さなお子様の方がこのような不具合に見舞われるケースが多く見られます。
まず私の方からお母様に対していくつかのご質問をさせていただきました。その中でお話し下さったのが、何もしていないのに突然痛みが起こる、痛がって泣いてしまう、病院に連れて行っても特に異常はない、痛みが起こってから数十分〜1時間程度で治ることが多い、その後は何事もなかったかのようにケロッとしているということでした。
親からすると何かの病気が隠れているんじゃないかとどうしても心配になり、別な病院でも検査をしてもらったが、やっぱり異常は見つからなかったとのことで、病院の検査で見落とされているのではないかとまで考えてしまったということでした。
おそらく心因性の要因による可能性が高い
簡単に心因性(ストレス)と言って片付けてしまうのもあまり良くないことだとは思いますが、おそらくはその可能性がもっとも考えられるのではないかと思います。実はお母様にお聞きしたのですが、何か心配事や緊張する出来事、怖い思いをした時など、そんなことがありませんでしたか?と聞いた時に、特に思い当たることはないんですが、寝ていて突然起きて泣き始めて、それから急にお腹が痛いと言い始めたことが何度もあったということでした。
必ず何かの共通点というかスイッチになることが必ずあるはずで、寝ている状態で急に起き上がってお腹が痛いと泣き始めるということは、怖い夢がスイッチとなって起こっている可能性が高いのではないかと推測できるのではないかと考えられますが、この怖い夢を見るという行動は、私生活の中で不安な要素を抱えていることが多いと、どうしても寝ていて怖い夢などを見てしまうこともあり、それがスイッチになっているということになると一番厄介になるのが、寝ている状態を他の方が制御することができないということになります。
お母様にひとつ提案をさせていただきました
ここまでの状況を考えると、複数回病院での検査を実施している状況でもあることから、おそらく病気という線は考える必要性はそこまで高くないと思います。このことから、寝ていて突然起きて泣き始めた時に、優しくお腹(痛みを訴えている部位)を優しく手を当てて刺すってみて下さいとお伝えしました。実は人間の手のひらは、小さなお子様の心因性の症状の場合にとても大きな力を発揮することがあります。これがもちろん大好きなお母様であれば尚更のことです。
この状況を根気よく繰り返してみていただきたいのですが、これには大きな理由があります。人間の脳の構造は常に「上書き構造」だと言われています。例えばケガをして痛みが起こったとします。その直後に氷で患部を冷やしたとします。そうすると痛いという感覚の上に冷たいという感覚が上書きされて、最初の痛いという感覚が鈍くなります。
この作用を利用して、「お腹が痛い→優しくさすってあげる→安心して痛みが軽減する」という流れを作ってあげてみてほしいという考えと、もしこれで痛みが消失するのであれば、それを根気よく繰り返すことで徐々に痛みを起こさなくなっていく可能性は十分に考えられるのではないかという仮説を立証する為に行なってみていただきました。
その約2ヶ月後の経過報告
そのお話しをさせていただいてから約2ヶ月後くらいにお母様からお電話をいただきました。最初の1ヶ月半くらいはやはり目を覚まして突然お腹が痛いと泣き始めることが何度もあったということでしたが、お腹を優しくさすってあげるとやはり痛みが消失するまでが早く、その後は何事もなく寝ていたということでした。その後、痛みを訴える回数が減少しているように感じるということで、大変でしょうけども引き続きその状況を続けてみて下さいというようにお伝えしました。
さらに数ヶ月後にいただいたご報告では、ほとんど前のような状態は起こらなくなってきているということで、改善されている状況がきちんとわかるまでになったということでした。これは安心感という薬が効いてきたとでも表現した方が良いかもしれませんが、いつでも安心感をもらえるというお母様からもらえる感覚が改善への糸口を作り上げたのだと思います。
大人でも起こり得る状況
今回のご相談は小さなお子様ということでしたが、実はこれは大人の方でも十分に起こる可能性があります。過度の緊張などによってお腹の調子が悪くなることは子供だけでなく、大人の方でもこのようになる方は実際にいらっしゃいますし、一度このような状況に陥ってしまうこと、同じような状況に遭遇した時に「またなるんじゃないか?」という感覚がどうしても脳裏をよぎってしまい、毎回同じような状況になってしまうと同じ症状が起こりやすくなってしまいます。その為、何かひとつの改善策というか安心材料を作っておくことで、その状況に陥ったと時に毎回用意していた改善策を行うことで、今度は少しずつ「今度こうなってもこれがあるから大丈夫。」という感覚が身についていくことで症状が起こる可能性は低くなっていくことが考えられます。ぜひ参考になさって下さい。





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