胸の痛みの代表格!胸の一部分に痛みが起こる。これ心臓の病気の可能性もあるの?
- 八幡平クリエイティブ・ラボ

- 4月2日
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当院のyoutubeチャンネルの動画からいただくコメントの中でも1位、2位を争うくらい多くいただく内容が「胸の痛み」に関する質問です。それだけ多くの方々がこの胸の痛みで悩んでいるのだと思います。今回のブログではこの胸の痛みに関するお話しをしてみたいと思います。
胸の痛みはまず痛みの起こり方を確認
胸の痛みに関してまず確認をするべきなのは、どんなタイミングで痛みが起こるのかというところです。例えば多いのは、仕事をして体を動かしている時に痛みが起こるという方や、起き上がろうとした時に痛みが出るとか、歩いたり走ったりしている時の強めの振動でも痛みが出るという感じのシチュエーションです。
これは何を意味しているのかというと、肉体の動作が行われている時に決まって痛みが起こっているということになります。「肉体の動作=筋肉が動いた時」になりますので、これは心臓などの循環器の不調から起こるというのは考えにくいと思います。
このような場合に多く聞かれることは、横になったり寝ている時には特に痛みは起こらないということと、寝返りをする時には痛みが出ることもあるということです。
もしこれが、内臓の不調や病気が原因となって起こるとすれば、寝ていようが立っていようが、不調はどのタイミングでもつきまとうというのがほとんどです。
例えば考えてみて下さい。お腹を下して腹痛が起こっている時、寝ていても立っていても、腹痛は続くはずです。それが内臓の不調から起こる痛みだということです。
心臓の不調から起こる場合
もし心臓の不調や病気によって胸の痛みが起こっているとすればそれは、一刻を争うものになる可能性があります。最初にも書きましたが、胸の痛みに関するご質問やコメントは、頭部の症状とトップを争うくらい多く頂きますが、それは頭部も胸部も、一歩間違えれば命に関わる部位だからです。
これがもし、心臓の病気だったらどうしようとか、このまま命を亡くしてしまったらどうしようなどなど、どうしても過度に心配してしまう部位であるのは仕方のないことです。
ただこれ、今からとても簡単なお話しをしますが、よく「どうしたら良いですか?」という質問を頂いた時にお伝えしますが、「そんなに心配ならまず検査してきて下さい。」ということです。
検査に行って心臓に異常が見つかったのであれば、治る不具合であれば治してもらって下されば良いですし、治らないものであれば諦めるしかないと思います。と、こう言ってしまうと「ずいぶん冷たい人だ。」と思われてしまいますが、実は胸に痛みが起こっている状況で、心臓の病気というケースはとても少ないことを知っていますか?
もちろん検査に行って頂くことが最優先ですが、胸に痛みがある方で検査に行っても、大半の方が異常なしと言われてきます。心臓の症状で起こる場合のほとんどが胸の痛みではなく、「胸が苦しい」もしくは「胸がかなり締め付けられている気がする」というもので、そもそも立っていられなくてうずくまることが多いです。
胸の痛みの約8割がコレ!
胸に感じる痛みの中でもっとも多いと言われている症状は「肋軟骨炎(肋軟骨接合部痛)」だと言われています。この肋軟骨は胸の中心部付近にピンポイントで痛みが起こる症状です。
元々肋骨は胸のところで軟骨と骨とが接合している部分があり、その軟骨と骨との接合部で炎症などが起こり、ピンポイントで痛みがでるものです。特徴としては意外と強い痛みで「チクッ」とするような感覚や、「ズーン」と響くような痛みがピンポイントで起こり、その痛みを感じる部分を指で押してみるとハッキリと痛みがあることがわかります。
この肋軟骨炎は主には「力をかけて物を押す」ような動作や、「肘の角度と肘の高さ」によっては物を取ったり持ち上げる動作などでも炎症が起こります。中にはずっと下を向いている姿勢が長時間続いただけで痛みが起こる方もいらっしゃいます。さらに咳やくしゃみでもなったりします。
「えっ、それなら色んなことでしょっちゅう起こるんじゃない!?」
そう思う方もいるのではないでしょうか。その通り、簡単に起こります。だからこそ「胸の痛みの約8割の原因がコレ」と言われる所以です。
改善方法は!?
主には胸を開いた時や、開いている姿勢で腕を閉じようとした時に痛めることが多い症状となります。キーワードはこの「胸を開く」という部分で、皆さんもなんとなくおわかり頂けるかと思いますが、胸の前で軟骨と骨が接合している部分は、胸を開く時に離れようとして力が働きます。また、開いた状態から無理な姿勢で腕を閉じるように引き寄せようとした時などには胸の筋肉に過度に力が入り、それが接合部を圧迫して炎症が起こりやすくなります。
基本的には、痛みがすでに起こっている状況となっている場合、胸を開くと悪化もしくは治りが悪くなりますので、数日から10日程度は胸を開く動作をなるべく控えて様子を見ることが必要です。それで痛みが消えるようであればそれで大丈夫になることが多い症状です。ぜひ皆さんの生活にお役立て下さい。

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