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カクテルの王様「マティーニ」の深淵。シンプルゆえに誤魔化しがきかない、職人のこだわりとは?
「カクテルはマティーニに始まり、マティーニに終わる」そんな言葉があるほど、この一杯は特別です。ジンとベルモット、時にはビターズを加えるだけという究極にシンプルなレシピ。しかし、だからこそバーテンダーの哲学がすべて露呈してしまう、恐ろしくも美しいカクテルです。私にとってマティーニは、30年前にバーテンダーとして初めて向き合った時の緊張感を今でも思い出す、特別な存在です。 マティーニは十人十色の正解がある「究極のシンプル」 マティーニの面白さは、「バーテンダーが10人いれば、10通りの味わいがある」と言われるほどの多様性にあります。 使うジンの銘柄、ベルモットとの配合比率、さらにステアの回数。わずかな温度や氷の溶け具合で、その表情は劇的に変わります。シンプルだからこそ、素材の良さと作り手の技術がダイレクトに伝わる。まさに「誤魔化しがきかない」一杯なのです。 味わいを深化させる「ベルモットリンス」の魔法 LEOS the BARで私が大切にしている工程の一つに、**「ベルモットリンス」**があります。 これは、ミキシンググラスに入れた氷に一度

八幡平クリエイティブ・ラボ
4月2日読了時間: 3分

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